なりたい自分に一歩でも近づくためには、どうしたら良いでしょうか?
「仕事で満足のいく結果を出す」「人として成長をする」「意味のある豊かな人生を目指す」と思っているのに、「私は無理」「ツイてない」「どうせ私なんて…」そんな風に頭の中で独り言を繰り返していませんか?
私たちは無意識に“頭の中の独り言”を一日、数万回も繰り返しています。
ネガティブな言葉の独り言は、自分が思っている以上に自分自身を傷つけてしまいます。
そんなネガティブな“頭の中の独り言”を繰り返さないように、ポジティブな言葉の「アファメーション」で未来を変えていきませんか?
アファメーションとは?
アファメーションとは、肯定的な宣言です。
コーチング(Coaching)という単語すらなかった1970年代頃からコーチングの概念を作った元祖であるルータイスが用いた自己変革法で、言葉を使って現実を望む方へ展開していくという方法です。
簡単に言うと、「肯定感のある言葉」を自分自身へ語りかけ続けることです。
ルータイスは、この方法でビジネス・人間関係・家庭環境など様々なことで豊かさを手に入れ、その後、彼自身が編み出した方法を世に広めることで多くの人々を変革したそうです。
人生を望む方へ展開させていく言葉の方法は、各国の大統領、VIP、世界の成功者やトップアスリートなども実践しています。
「正しいアファメーション」をすれば、お金や仕事や恋愛にも役に立ちます。
「アファメーション」のやり方
では、アファメーションの具体的なやり方を説明します。
自分の理想を肯定的に表現する
まずは、自分の理想を頭の中で思い浮かべます。うまく想像できないときは紙に書き出すのも良いです。
仮に、「仕事で成功したい」と思ったとします。
この時、「仕事で失敗しない」などマイナスな言葉や否定的な表現は使わず、「仕事で大成功する」などポジティブな言葉で表すようにしましょう。
適切な文章にする
「私は○○」と一人称にします。これは、自分のことだと認識して自己暗示をかけるためです。先ほどの例で言えば、「私は仕事で大成功する」となります。
また、「私は○○したい」「私は○○になりたい」と未来形ではなく、「私は○○だ」「私は○○している」「私は○○になっている」と必ず現在形や現在進行形にします。
未来形の文章は、「(今はそうではないが)○○したい」と“そうではない自分”へフォーカスされてしまうからです。それでは肯定的に潜在意識に働きかけることができません。
しっかり信じて継続して唱える
できた言葉が今の自分と違っていたとしても、それを信じるようにします。
「私は仕事で大成功する」と唱える時に、「仕事で出世している」ということを信じます。そして、寝る前に布団の中で毎日声に出してそれを唱えます。
最初は、難しいかもしれませんが数日で効果は出ません。最低でも1ヶ月程度は心の中で本気で信じ続けるようにします。
やってはいけない注意点
マイナスな言葉や否定的な表現は使わない
アファメーションにネガティブな言葉を使うことは最もダメです。
例えば、「ツラくても頑張る」という文は「ツラい」という単語がマイナスの意味を持っています。これでは効果を得られないうえに、潜在意識にネガティブなイメージが生まれて悪い方へ引っ張られてしまいます。
未来形の文章にしない
「アファメーション」のやり方でも説明しましたが、未来形の文章にしないことも大切です。
「あの人と付き合いたい」だと「(今は付き合っていないけど)付き合いたい」、「お金持ちになりたい」だと「(今はお金がないけど)お金持ちになりたい」という“(現在の)ない状態”を無意識のうちに表しているからです。
そうならないように今、起きているかのような文言にしていきます。脳は現実とイメージの区別がつきませんので、その言葉通りの状況であるかのような現在形や現在進行形での文にするよう意識しましょう。
思考も洗脳できるくらいの内容から
今の自分と、かけ離れ過ぎていると「ムリかも…」と無意識に感じてしまう事があるのでアファメー ションに向いていません。思考も洗脳できるくらいの内容から少しづつアファメーションをしましょう。
複雑な表現
アファメーションを声に出してみたときポジティブな内容にするのと同じく大切なのが、簡潔でシンプルな文章にすることです。覚えられないほどの長い文章や、普段使わないような難しい言葉などを使うと継続して唱えることができません。
日常生活で言いやすい短めのものにすることをオススメします。
続かない・合わないと感じるのに続ける
アファメーションは、継続することで効果が表れるものです。信じ続けられないような内容は意味がありません。
すぐに変えたくなってしまうような内容も効果はないので、しっかり考えましょう。
また、継続していくにつれて内容が今の自分と合わなくなったりしたときは改めて内容を考え直すことをオススメします。自分に合わないと思うアファメーションの効果は得られません。
より効果を引き出すには
寝起きと寝る直前
アファメーションはいつ唱えても良いですが、効果が高くなる時間帯があります。
それは朝起きてすぐと夜眠る直前です。この時間は脳が完全に覚醒していないので情報をすんなり潜在意識に伝えやすい状態だからです。
具体的なイメージ
アファメーション通りになった自分を具体的に想像してみましょう。
- 仕事がうまくいった
- 恋愛が成就した
- お金持ちになった
- ダイエットに成功した
理想の自分を想像できたら次は、取る行動、話し方、表情、と細かく思い浮かべてみましょう。そして今の段階から、そのセルフイメージに沿うように日々を過ごすと、どんどん理想に近づいていきます。
ストレスを感じたら
毎日の生活の中でストレスを感じたらアファメーションを唱えてみてください。
口に出せないときは心の中でも大丈夫。唱えることで、ストレスの捉え方が変わり、軽減されるようになります。理想の自分になったつもりだと、いつもならイライラしたり落ち込んだりすることも冷静に対処できるようになっていきます。
口癖にする
アファメーションは毎日、唱えるだけでも効果はありますが、無意識に口から出るくらいになるとグッと効果があがります。アファメーションは潜在意識に対する自己暗示なので、暗示がかかった状態が続くことで意識があがり、行動力もどんどん上がっていくのです。
簡潔な言葉を口癖にしてもよいでしょう。「どうせ」「無理」「疲れた」などのネガティブワードをつぶやく人より、「大丈夫」「できる」「がんばった!」と前向きな口癖がある人に現実は近づくというものです。
どうしてもネガティブな感情を口にしてしまう
それでも、どうしてもネガティブな感情を口にしてしまうという人は、まず無理にポジティブな言葉を使うより発してしまったネガティブな言葉の後に「なんちゃって」や「ま、いっか」と加えてみるようにしてください。後悔がスーッと消える魔法の言葉です。
日本は古来より「言霊」という言葉があります。古代の日本人は言葉に宿る霊力が、言語表現の内容を現実化することがあると信じていたのです。
アファメーションはおまじないではなく、行動力を上げるための脳への暗示です。まさに言葉のもつ強い力を利用するもので、簡単にいえば「ポジティブな口ぐせ」ですね。言葉は思考を作り出し、やがて自分自身の行動に繋がっていきます。
言葉にしたことは実際にその状態を呼び寄せるので言葉を変えるだけで人生も変わるのです。明るい言葉を発する人には周囲も好感を持ち、一緒に居たり付いて行きたくなるはず。自分を変えていくことで、より理想の自分へ近づきましょう。
☆オススメ☆ 聞くだけでOK◎アファメーションの動画
▷▷▷【 199式アファメーション 】https://youtu.be/Jo4RUjTFGuY