愛しのペット

とペット(愛玩動物)の関係性は、昔のような門番のための犬、ネズミを取りのための猫などという役割から変化して、今は家族の一員として暮らしている人が増えているように思えます。そうした中で新たにペットロスという言葉も聞こえてくるようになりました。

人と関わる動物たちも人に近いほど役割をもって生まれて来ると言われています。

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動物を飼う

なぜ人は、動物を飼育するのでしょう。
人は大昔から自然の中で多くの動植物と生活を共にしてきました。
動物との共生は、3万年前の石器時代まで証明されていて、動物を飼う歴史はオオカミとの関係で始まったといわれています。
オオカミからすれば人の側なら餌にありつける。人は、他の動物など近づくものに対し吠えたりして守ってもらえる。とお互いに利益のある共生関係が生まれました。
そしてオオカミが家畜化されイヌになり、人の狩りを助けることで、その関係は強まっていったと考えられています。日本でも約1万年前にイヌの墓が発見されています。

近年は、カワイイ・癒されるなどの理由で飼っている人が圧倒的に多いと思いますが、それだけならぬいぐるみで十分ですよね。
【動物を飼う】ということは人と動物との関わりについて考えたり、動物を飼う上で必要な責任や義務、そして何よりも愛情を学びます
最近ではペットに対し、伴侶のように共に暮らす関係を示す「コンパニオン・アニマル」という呼称が広まって来ていることからもペットの存在が大きくなっていることがわかります。
人と動物が共に生きていくために、ペットと暮らす上で人はどんなことに配慮すれば良いのでしょうか。

動物の霊魂

全ての動物たちは、いずれ人間に生まれるために何度も生まれ変わって来るそうです。
そして愛を学ぶために生まれます
人に愛される学びを経験し、人になったら愛を与えるようになります。

動物と言っても例えばアフリカの野生動物から、いきなり人間になれるということは無いそうで、どんな動物でも飼育されて人に愛を与えられた経験が必要で、人と触れ合うことが大事なんだそうです。
人に暴力を振るわれていた犬が人に転生したとすると、とても臆病になって引き籠もりになってしまったり、極端に人を信用できないなど、その時の個性が残ってしまうそうなので動物を飼う人は愛を与えるボランティアをしていると、しっかりと認識して欲しいです。

また、動物が小型犬や猫なら15年以上生きることも多いです。動物は人を頼りに生きていますが人の都合に合わせることはできません。動物の一生をしっかりと考えてから暮らし始めましょう

ペットロスへの向きあい方

ペットロス症候群」とは、ペットを失ったことによる精神的・身体的不調を指します。
動物たちと死別したり、行方不明になったり、盗難に遭ったりしたことなどを機に発生するショック状態です。
家族の一員となって生活を共にするようになったペット。その距離が近づけば近づいた分だけ別れの瞬間も辛いものとなります。

動物たちも健康診断は当たり前で、もし大きな病気を宣告されたら場合によってはセカンドオピニオンも必要かもしれません。絶対に後悔のないようにしておかないと、悔いが残ると自分を許せなくなってしまいます。
それでも、どうしても別れが避けられない時もあります。動物だって、いつまでも悲しんでいる飼い主さんの顔は見たくないですよね。
最初はちゃんと言葉や思いが届きます。魂として気持ちが繋がる存在になった時、悲しみにくれるだけじゃなく感謝の気持ちを伝える事を大事にして、自分自身の人生も次のステップに進めていけるように 頑張りましょう。

執着すれば、執着するほど動物たちは成仏できず、次に進めなくなってしまい誰とも触れ合えない状態で今世に滞留することになってしまいます。
今世に縛られ続けているという状態はとても悲しいので、愛されるために生まれてきた命のために、お互いに愛を学びあって悲しみを乗り越えていくのが一番いいですね。
四十九日までは悲しんでもいいけれど、それを過ぎたら泣き顔は見せないようにしましょう。

動物の場合は、早ければ2ヶ月ぐらいで生まれ変わりに出会うこともありますし、動物たちも次のステップに進めるので愛される喜びを伝え続けてほしいです。
大事な家族だからこそ色々な意味で自分の所有物にするのではなく、人間との愛情が末永く豊かに育まれることを願いながら素敵な生活を過ごしていきましょう。

グリーフケア

強い悲しみや喪失感などは、専門的には悲嘆(グリーフ)と呼ばれます。
ペットロスも悲嘆と呼べるものです。悲嘆による悲しみや喪失感、後悔などはうつ病とは異なり、正常な感情です。悲嘆した人に寄り添い、悲しみから立ち直れるよう支えることはグリーフケアと呼ばれます。
以下は、悲嘆から立ち直るための行動です。

  • 思いっきり泣く
  • 動物たちの写真や動画を見たりする
  • 気心のしれた人に良い思い出話をして気持ちの整理をする

グリーフケアとして泣くのを当然と受け入れてあげる何も言わずそっとしておくのも方法のひとつです。また動物たちの思い出話を聞くことは気持ちの整理に繋がったり、孤独感の解消にもなります。さらに、「大切にされていた」「幸せだった」「愛されていた」などの言葉をかけてあげると気持ちが楽になったと感じる人も多いようです。

以下は、ペットロスの方に絶対に言ってはダメな言葉です。

  • たかが動物が死んだくらい
  • 悲しいなら別の動物を飼ったらいい
  • 早く立ち直って
  • そんなに悲しんだら死んだ動物も成仏できないよ

心配しているのでしょうが、ペットロスの方からすると大切なものを失った悲しみを否定されているのも同然です。また「悲しんだらいけない」と思い、悲しみの感情を否定することに繋がる恐れがあります。悲しみに浸ることは死を受け入れるために必要なことで立ち直りの第一歩と言えるのです。
参考サイト INUNAVI(いぬなび)https://inunavi.plan-b.co.jp/petloss_dog_deta/

 

ロバミミ

320-50-14

 

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